阪神タイガースの藤浪晋太郎投手が299日ぶりそして今季初めて1軍のマウンド上がりました
結果は4回1/3を投げて4安打1失点6四球2死球という内容でした
なんとか1点に抑えましたが8四死球とあいかわらず制球が定まらず再び2軍に落とされました
1軍で1試合投げただけで、なぜまた2軍に落とすのか、すぐに落とすのならなぜ1軍に上げたのか
いずれにしてもイップス克服は長いスパンで考えていかないといけません
これから藤浪投手はどうやってイップスを治していけばいいのでしょうか
Contents
藤浪晋太郎はイップスを克服できるのか
イップスとはメンタル的な要因で普通に出来ていたプレーが出来なくなることです
出来なくなるとまた焦ってますます出来なくなる
という悪循環に陥った状態です
藤浪投手で言えば
普通にストライクを取れていたのがストライクが入らなくなる状態です
私も野球をやっていたのでわかります
私の場合はショートを守っていて悪送球を一回してしまうとその次も悪送球をしてしまうんじゃないかという気持ちになっていました
自分のところにボールが来るのが怖くなるという経験をよくしました
そういう状態になるとやっぱりまたミスが起こります
出来て当たり前のことが出来なくなる
これがイップスです
藤浪投手はなぜストライクが入らないのか?
藤浪投手が四死球を連発するのは
自分が失敗した時のイメージを強烈に持ってしまっているからです
難しいことであればできなくてもそんなに気になりませんが
出てきて当たり前のことだからこそ
出来なかったらどうしよう
という気持ちがイップスを引き起こします
【プロのピッチャーがストライクも取れない】
この普通じゃない状況と藤浪投手は格闘しています
ある有名元プロ野球選手が【藤浪は技術がないだけ】と言っていましたが
それは違います
例えば普段ベラベラ話せる人でも好きな人を目の前にすると緊張して声も出ない
という状態になることもあります
これは話す能力はあるが今は話せる状態にないということです
藤浪投手で言えば
普段はストライクを取る能力はあるが一軍の試合になると時々ストライクも入らない状態になる
技術や能力が発揮できない状態になるということです
いくら技術や能力があってもその土台となるメンタルの状態によってはその技術や能力が発揮できないということが起こります
藤浪のイップスを治すにはまず中継ぎから
では今後イップスを克服するためにどうすればいいのか
藤浪投手は先発完投型のピッチャーです
しかし先発ピッチャーの特徴としては
・長いイニングを投げないといけない
・1週間に1回しか登板がない
現状の藤浪投手の場合
いつストライクが入らなくなるかわからないので最初から長いイニングを投げることを想定するのは酷です
中継ぎであれば短いイニングでもOKで
ストライクが入らなくなればいつでも交代してもらえる中継ぎピッチャーの方が精神的に楽に投げれます
しかも中継ぎピッチャーは翌日でも投げられるので前の日にダメだっとしても気持ちの切り替えが出来ます
先発ピッチャーの場合は次の登板まで1週間空くので
ダメージを引きずってしまいます
あれこれいろいろ考えずに投げる
これが今の藤浪投手に必要なことではないでしょうか
イップスを治すにはイメージを変える
年度 | 勝 | 負 | 防御率 |
2013 | 10 | 6 | 2.75 |
2014 | 11 | 8 | 3.53 |
2015 | 14 | 7 | 2.40 |
2016 | 7 | 11 | 3.25 |
2017 | 3 | 5 | 4.12 |
2018 | 5 | 3 | 5.32 |
上表は藤浪投手が阪神に入団してからの成績です
入団4年目の2016年あたりからイップスを発症しています
そこから成績がガクンと下がっていてすでに3年間以上イップスを克服出来ていません
期待が大きいだけに周りからもいろいろ言われます
セルフイメージがダダ下がり状態だと思います
そこで藤波投手にやってほしいことが
良い時の自分の投球動画を繰り返し何度も見ること
コントロールの良いピッチャーの投球動画を繰り返し何度も見ることです
イップスはメンタル的な問題ですメンタルを作っているのはイメージです
自信がない状態のときは自信ががない自分をイメージしています
逆に自信がある状態のときは自信がある自分をイメージしています
良い時の自分やコントロールの良いピッチャーをしっかりモデリングしてから登板してほしいです
モデリングに関しては別の記事でやり方を書いています
朝礼のスピーチで緊張して震えたりする時の対処法!堂々と話すための改善策を紹介!
間違ってもうまくいかない原因分析はしてはいけません
セルフイメージが下がります
イップスを治す最終手段はトレード
イップスを治す最後の手段はトレードです
イメージを変える1番てっとり早い方法は
環境を変えることです
特に西武ライオンズのような個性的な選手に囲まれて伸び伸びできる環境が良いと思います
パリーグに行けば戦う相手も今までと違いますし球場も今までと違います
何より西武には高校時代にバッテリーを組んでいた森友哉選手がキャッチャ-です
高校時代のイメージを取り戻して活躍できる確率が高まると思います
まとめ
阪神タイガー藤浪晋太郎投手が今季初めて1軍のマウンド上がりました
8四死球と制球が定まらず、1試合で再び2軍に落とされました
藤浪投手がイップスを克服するためには
まず中継ぎから始めること
自分の良い時の動画やコントロールの良いピッチャーの動画しっかり観察すること
それでもダメな場合はトレードで西武ライオンズに入団し森友哉捕手とバッテリーを組むことです
まだ25歳と若いので焦らず一歩一歩克服してほしいです
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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